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舞台は富士山の麓に広がる静岡・御殿場市。人気和菓子店「とらや工房」では、どら焼きなど和菓子だけでなく、得意の小豆で作る赤飯セットが食べられるのを知っていましたか。緑あふれる空間にも癒されました。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ竹の散策路から隠れ家へ
訪れたのは、東名高速道路・御殿場ICから車で約5分の「とらや工房」。
門をくぐると竹林の散策路が現れます。緑にあふれた癒やし空間の中を歩いていきましょう。
「虎屋」といえば、室町時代から続く全国的にも有名な和菓子店です。
自然の中にある隠れ家のような建物はガラス張りになっていて、「ようかん」や「もなか」などを作っている様子を見ることができます。
大定番「どら焼き」の煎茶セット
一つ一つ手作りされたお菓子は、開放的な“テラス席”で。
人気ナンバーワンは、手作りのどら焼きと煎茶のセット(630円)です。
お茶は和菓子に合わせて入れた特製ブレンドで何度でもおかわりできるんです。
どら焼きは、あんこがぎっしり入っています。あんは生地とのバランスがいい、ほんのりとした甘さ。
ゴールデンウィーク中には1日700個も売れたそうです。
とらや工房・野田亜矢子さん:
どら焼きに適したあんこを使っています。卵は杉山養鶏場の御殿場産さくら玉子を使っています。あんと皮をなじませるのに1日置いているので味わいが出ると思います
食事も! 赤飯のセット
とらや工房で楽しめるのは、和菓子だけではないんです。
和菓子店ですが「食事メニュー」もあります。「赤飯(けんちん汁付き900円)」は5月31日までの期間・数量限定メニュー。
御殿場産の豆腐や野菜がごろごろ入ったけんちん汁に、毎朝炊き上げる赤飯、たまりません。
かめばかむほど、小豆の甘さが出て来る味わい深い赤飯はもっちり。
とらや工房・野田亜矢子さん:
あんこになる小豆を炊いているので、その時に出る小豆の渋(煮汁)で赤く色付けをしています。お米は宮城県の「みやこがねもち」というもち米を使っています。お菓子の大福やお汁粉に入っている餅も全部同じものを使っています。
和菓子店が作っているからこその味わいでした。
■店名 とらや工房
■住所 静岡県御殿場市東山1022-1
■営業時間 4~9月 10:00~18:00
10~3月 10:00~17:00
■定休 火(祝日の場合翌日)・年末年始
■問合せ 0550-81-2233
新緑美しい「東山旧岸邸」に立ち寄って
とらや工房を訪れたらぜひ寄って欲しいのが、敷地内にある「東山旧岸邸」です。岸邸の庭もとてもきれいです。
1969年に建てられた元首相・岸信介の自宅だった建物を見学できるんですが、実は今がベストシーズン。この時期ならではの、みずみずしい緑色の若葉が見られるんです。
写真スポットとしても人気で、幻想的な一枚もねらえますよ。
自然あふれる庭園でホっと一息。癒やしの時間を満喫できました。
■施設名 東山旧岸邸
■住所 静岡県御殿場市東山1082-1
■営業時間 4〜9月10:00~18:00 10~3月10:00~17:00
■定休 火(祝日の場合翌日)・12月29日〜1月3日
■入館料 大人300円 小中学生150円
■問合せ 0550-83-0747
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